導入事例・お客様の声 / 日華化学株式会社様
複雑になっていく管理の体制
あえてシンプルを選択することで数倍楽な管理へ
exsheet for Boxを使用いただいている日華化学株式会社。exsheet for M365もいち早く採用していただき、使用感や感想を中心に、お話を伺いました。
日華化学株式会社・企業プロフィール
創立1941(昭和16年)で80年以上の歴史を誇り、繊維加工をはじめ、金属加工、紙・パルプ、クリーニングの各業界向け薬剤、また化粧品などをさまざまな分野に展開している界面活性剤メーカー。海外においても9つの国と地域における各拠点を通じて世界のお客様との対話を大切にしながら、課題解決や技術・サービスの提供に迅速かつ確実にお応えしております。「世界中のお客様から最も信頼されるイノベーションカンパニー」を目指し、未来に向けた様々な改革や挑戦をスタートしています。
従業員数:(連結)1,472名 2022年12月31日現在
インタビューにご協力いただいた方
管理部門
情報戦略部 部長
川上 稔広 さん
管理部門
情報戦略部 主席
藤田 雅史 さん
ご利用中のソリューション : exsheet for Box、exsheet for M365
exsheet for M365を使ってみて
複雑な管理がシンプルに
━ exsheet for M365を使ってみてどうでしたか?
exsheet for M365を使う前に、先にBox版であるexsheet for Boxを利用していました。
そのため、「それのMicrosoft365版って言われたら『ああ、なるほど』」といった感じでした。こちらは入りやすかったのかもしれません。確かに、Microsoft365版も同じように作ることで楽だろうなと、Box版を使用しているので思いました。ユーザーの作成なども、exsheet for M365ではBox版と同じように操作できました。
今回は、exsheet for Boxを使っていたという前提がありましたが、もしBox版を使ったことがなくても、そんなに難しいことではないと思います。便利だと感じて使えるのではないかと思います。一度使い方を覚えてしまえば、「ああ、なるほど」と納得できる操作感になっていると思います。
Microsoft365の、とりあえずやりたいことはシンプルなのに、なぜこんなに行き来しないといけないのか、という不便に思っていたことをexsheet for M365は解消してくれます。行き来が改善されるだけで、管理が楽になったことを実感しています。
すごく細かい設定をする必要はなくて、シンプルなことをシンプルにしたいという点が重要ですね。肝心なところはそういう部分なのでしょう。また、exsheet for M365は、エクセルのような見た目や操作感なので、使いやすいと感じますね。
━ 弊社のお客様はMicrosoft365を使っていない会社はほぼいないのですが、情シス担当の方は社員数が多ければ多いほど苦労をしているように見受けられます。
そうですね。exsheet for M365を導入した後の方が管理が数倍楽になったと思います。一人、二人の変更だとそんなに大変ではないですが、人数が多くなってくると管理する方は苦労が絶えないと思います。
一応、exsheet for M365を使わなくてもやり方によっては管理できると思います。例えばGoogleワークスペースを使ったり、Microsoftのソフト間をまたいで管理したりなどでしょうか。
ですが、Googleで情報を管理するのはセキュリティ面の心配があります。ソフト間をまたぐというのも手間が増えてしまったりして大変ですよね。
exsheet for M365の機能について
━ exsheetには、ユーザーとグループと共有メールボックスの管理機能があるのですが、共有メールボックスは使っていますか?
共有メールボックスは使っています。以前は活用できていなかったのですが、 グループアドレスを使っていた場面で、用途に応じて共有メールボックスを使うようになりました。
こちらも数が増えてきているのでexsheet for M365 でまとめて設定の管理をできるのはすごくありがたいです。
━ exsheetのグループ機能はどうでしょうか?
グループ管理機能はよく使っています。弊社では、情シスで社内の組織ごとにグループで管理しています。そのようにしておくと、人事異動や組織改定に合わせてexsheet for M365で簡単に追加や削除ができるので、管理がとてもしやすくなりました。
人数が多いところはグループで管理したほうが工数も少なくて助かると思います。当社ではMicrosoft365のライセンスをグループで管理しています。そのためグループ管理機能でライセンスの付け外しを管理できるため、便利です。
━ 使いやすさはどうでしょうか?
情シスの担当から見ると、使いやすいと思います。シンプルな操作感なので、難しく感じる人は少ないかもしれません。私たちのような開発をしている側の人間が使っても、しっくりくるような感覚がありますね。
exsheetは、PowerShellを使わないで管理できるのもすごくよかったです。 PowerShellはコマンド画面でコマンド操作を行いますが、どうしてもあの黒い画面は一般的にハードルが高いのではないかと思います。
一方で、exsheetはエクセルのような見た目なのでその分ユーザーフレンドリーではないかと思います。
PowerShellで作りこんでしまうと、どうしてもメンテナンスが必要になってしまったり、プログラミングに詳しくない方にとっては敷居が高くなります。そのあたりも、exsheetではプログラミングの専門知識がない方でも作業しやすいので、導入してよかった点だと思います。
exsheetは、今後は、組織改定とか、動的メンバーシップのルール、各メンバーの所属組織などの管理情報の変更時に使用したり、棚卸のチェック時にダブルチェックのツールとして使ったりする予定です。PowerShellだと、他の人が書いたスクリプトを理解しなければならないのでダブルチェックは難しいですが、これだと簡単にダブルチェックもできます。
あと、社内的な話をすると、現在、社員番号の振り直しとかをしているので、exsheetを活用していきたいですね。
exsheet for M365
Userの機能
・ユーザーの一括登録・編集・削除
・上司(マネージャ)の一括登録
・ライセンスの一括登録
・組織・社員番号の一括登録
・拡張属性の一括登録
exsheet for M365
Groupの機能
・M365グループの一括登録
・Securityグループの一括登録・
メール付Securityグループの
一括登録
・配布リストの一括登録
・動的配布リストの一括登録
exsheet for M365
Shared Mailbox の機能
・共有メールボックスの一括登録
・アクセス権の一括登録
・ログイン可否の制御
お客様のニーズにこたえるようなモノづくりを
━ 各社の情シスの方々が抱えている課題は共通しているように思います。
結局は管理が目的ではないように感じています。
その通りだと思いますね。結局は各社ともに管理がしたいわけではなくて、管理してその先のことがやりたいというような需要があると思います。組織の管理を楽にしたいとか、新しく入社した方の設定を行いたいとか、異動や組織の改定があったときの対応をしたいとか、どの会社も抱えている課題は同じなのではないでしょうか。
プロビジョニングのツールを使ったり、オンプレで構築を行なったり、管理するシステムは導入するだけでも多額の出費を伴ってしまうこともあり、さらに期間もかかってしまうこともあります。導入した後は使う事が大変だったりしますよね。
やはりみなさんの根本にある「やりたいこと」というのはシンプルな事なのではないでしょうか。PowerShellで複雑なプログラムを使わずに管理したり、ソフト間の管理画面をまたぐことなく社員情報の設定を変更するなど、そのような単純なことをしたいだけなのに、それができるツールが少ない。ただ、一覧表示して更新したくても、技術的に複雑だったり、手間がかかってしまったりというような状況が多いですよね。
exsheet では、そのような複雑なことは一切なく、Microsoft 365の管理画面で管理するより数倍楽になったと思います。
エクストレージ社の強み
エクストレージ社とは取引をしてから1年程になります。よくサポートを利用させていただいており、タイムリーに返答が来るので助かっています。
━ 今後、様々なお客様に使われていくようなシステムに育てていきたいと思っています。
それでは日華化学の皆さん、本日はありがとうございました。
あとは、システム担当者として見ている目線が非常に近いと感じています。見方が似ているので説明が少なくて済んでいます。
例えば、課題が出てきたら課題解決に向けて、実現可能かそうでないかの判断をしますよね。その判断基準がとても似ているというか、同じ目線で話ができるので、その部分がとても楽だと思いますね。
あとは、実際に代表がプログラミングをやっているので話が早いという部分もあると思います。どんどん使いやすいシステムを作ってもらいたいですね。
ありがとうございました。